東南アジアのラオス、無査証滞在30日に拡充

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ラオスは6月1日、観光目的で入国する日本人に対し、ノービザでの滞在期間を15日間延ばし、30日以内に拡充した制度の運用を始めました。

駐日ラオス大使館が公式HPで公表しました。パスポートの残存有効期間が6カ月以上あることが条件です。

ラオス中南部ターケークには、東南アジア有数のロッククライミングの岩場があり、ルートはグレード4〜8cまでが600本と充実しています。宿泊施設「Green Climbers Home」が立地しており、簡単に長期滞在できます。

ノービザ滞在期間の拡充は、タイやベトナムを周遊する長期のロックトリップに活用できそうです。

ターケークの岩場は毎年乾季が始まる10月1日にオープンします。

観光振興狙いか

HPでは、ノービザ滞在の場合、現地でのビザ延長はできないものの、第3国に出国すれば、再入国できる旨をご丁寧にも説明しています。

観光以外での入国は、ビザ取得が必要となります。

ラオスでは近年、現地通貨キープの暴落、インフレなどの経済不安が発生。中国がゴールデントライアングルの経済特区を事実上租借し、中国人警察官が常駐するなど危機が続いています。

少しでも観光需要を取り込み、経済を上向かせたいように感じます。

ターケークの岩場

ターケークではGreen Climbers Homeが、バンガローや食堂を運営しながら、岩場の維持、管理に努めています。

私の記憶を辿ると、当初はドイツ人カップルが岩場を開拓しつつバンガローを建設した後、2019年ごろ売りに出し、タイ人が取得しました。

Green Climbers HomeのHPでは、この辺りの事情は書かれていません。最初の開拓者に関しては、ビジネス上での関わりしかなかったのか、特にアピールしたいことではないのでしょう。

いずれにせよ一個人としては、大規模な岩場と宿泊施設を運営し、ほかのクライマーとの交流の場を提供してくれることに感謝の想いしかありません。

現地での支払いはクレジットカードの場合、手数料6.9%かかります。現金の場合、ラオスキープ、タイバーツ、米ドル、ユーロの4種類。

宿泊施設は2人用バンガローが一泊25~30米ドル、ドミトリーが同11~12米ドル、一人用テントが6~6.25米ドル。12~2月のハイシーズンは、高い方の料金が適用されます。

バンガローはバスルームの有無でも料金が変わります。バンガロー、テントともに3人用まであります。

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