WCS(ワールドクライミングシリーズ)リード競技第5戦が4〜5日、スロベニアで開かれ、男子は鈴木音生、女子はヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)がそれぞれ優勝しました。
鈴木は第1、3戦に続く3勝目。ヤンヤは第3戦に続く2勝目。
男子
今大会決勝のルートは、スタートから全行程の7割ほどの高度まで続く強傾斜壁に、鏡面仕上げのボリュームホールドを多用して設定されたのが特徴です。
足の踏み場が制限され、上半身への負荷が相当強かったもよう。出場した全8人いずれも終盤の薄かぶり壁にたどり着く前に、落下しました。
鈴木音生はスタートすると、直上してからやや右を回り、強傾斜度合いを増す壁を左上。細かいホールドと少ない足場を駆使し高度を上げたものの、スローパーの連続パートで力尽きました。
スコアは33+と、高度は全体の3分の2ほど。ほかに追いつく選手はおらず、優勝を決めました。
鈴木はインタビューで、「(前回のフランス)シャモニ大会(7月)から厳しいトレーニングを積んできたので、うれしい結果だ」と笑顔。
「自分のスタイルに合っていたが、ルートはとても高強度だった」と振り返りました。
2位は吉田智音で同30+、3位はプトラ・トリラマダニ(インドネシア)で同28+まで登りました。
鈴木の使用シューズはテナヤ・オアシ。
女子
ヤンヤ・ガンブレットがスコア42+で圧勝しました。
2位はブルック・ラバトゥ(米国)で同33、3位はソ・チェヒョン(韓国)で同32+でした。
日本勢はいずれも、決勝進出を逃しました。
シーズン最後の第6戦は10月23~25日、チリで開かれます。
ヤンヤの使用シューズは、アディダス・ハイアングル W(ウィメンズ)。
