ワールドクライミングシリーズ(旧W杯)第1戦が5月1〜10日、中国で開かれました。ボルダーは男子が安楽宙斗、女子はゼラ・アベズー(仏)が制したほか、リードは男子が鈴木音生、女子はアニー・サンダース(米)が1位になり、日本男子勢の強さが際立ちました。
同シリーズは、2025年12月に国際スポーツクライミング連盟(IFSC)がワールドクライミングに改称したことを受け、新たな名称で開催。リード、ボルダーともに10月まで全6戦が行われます。
ボルダー(1〜3日)
安楽は男子決勝全4課題のうち第1、3、4課題を完登し、出場8人の中で唯一3課題を登り切りました。完登者が出なかった第2課題では、ゾーンまで到達し、ポイントを重ねました。
2位はイ・ドヒュン(大韓民国)で、2課題完登、2ゾーン到達。3位のメジディ・シャールック(仏)は2課題完登、1ゾーンでした。
4位は楢﨑智亜で、メジティと同様に2課題完登、1ゾーンの成績でしたが、トライ数や時間で算出するスコアで劣りました。
女子はゼラ・アベズー(仏)が1位、ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)が2位、オセアニア・マッケンジー(豪州)が3位。日本勢は、関川愛音の7位が最高順位でした。
第2戦は5月22〜24日、スイスで開かれます。
安楽の使用シューズは、スポルティバのスクワマ(10周年記念カラー)。
リード(8〜10日)
男子は鈴木音生が唯一、安定感のある登りで中間部の前傾壁を越え、薄かぶりの最終局面まで進みました。直後に墜落したものの、スコア44+で優勝しました。
鈴木は競技後のインタビューで「決勝の結果は満足だが、パフォーマンスは十分ではなかった」「(全6戦中)3戦で金メダルを獲得し、すべてで表彰台に上がりたい」と抱負を述べました。
2位はアルベルト・ヒネスロペス(スペイン)、3位はイ・ドヒュン(韓国)。4位には吉田智音、5位には安楽宙斗が入り、日本勢が健闘しました。
女子は1位のアニー・サンダース(アメリカ合衆国)に続き、2位はヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)、3位はソ・チェヒョン(大韓民国)となりました。
第2戦は6月3〜7日、チェコで開かれます。
鈴木の使用シューズは、おそらくテナヤ・オアシ。
