2024年1月10日、ベトナム北部Huu Lung第13日目、岩場Thanh Giong(タンジョン)でクライミングし、7a+(Khoon Cat Be Tong、20m)をフラッシュしました。
1月3日から1週間、レストを兼ねてSapaやLao Caiを旅行したのが良かったと思います。指の力が回復していました。
韓国人クライマーに同行
1週間ぶりにHuu Lung Mountain Hostelに戻ると、長期滞在していた宿泊客はほとんど消え、顔見知りは豪州の夫妻のみとなっていました。
10日は韓国の熟年カップルがThanh Giongに行くというので、同行させてもらいます。
彼氏はキャリア40年で、レッドポイントグレードは8b+。過去数年間休んでいたということでしたが、ビレイしてもらえるなら頼もしい相手です。
6aを2本登った後、7a+を落とし、「お前も登るか」と聞かれたので、ありがたくフラッシュトライさせてもらいました。
チャンス活かす
7a+のKhoon Cat Be Tongは、垂壁と緩斜面で構成されたカチ持ち主体のルート。1年前に米国クライマーが登るのを見て、自分も落とせそうだな、と感じていたルートでした。
一人旅で、岩場やルートをさほど自由に選べない中、良いチャンスが訪れたとばかりに挑戦。
核心部で、足の置き場に困る場面がありましたが、なんとかアンカーまでたどりつきました。
なお、この日は気温が15度前後と寒く、レスト時に体が冷えて困りました。前年の経験から、1月はまだ暖かいと想定していましたが、ダウンジャケットや中厚手の肌着が必要と感じました。

第14日
翌11日は岩場Pase Murailleで、豪州カップルとクライミング。ここは最低グレードが6b+からで、合計11本のルートがあります。
このうち3本が6c〜6c+の35mルートなので、70mロープが必要です。
私は連登で疲れがあるので、6b+に取り付き、核心部でホールドを見つけられなかった上、結構なハードムーブだったのでテンションをかけてしまいました。
とはいえ2本目でレッドポイントに成功。あとは豪州夫妻のビレイをして過ごしました。午前10時半ごろにクライミングを始め、終了したのは午後4時半ごろ。3人で登ったので、トライした本数に比べ大分、時間がかかりました。