セブ・ブワン 米最難9b +Suprême Jumbo Loveを初登

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フランスのロッククライマー、セブ・ブワンは2022年11月3日、アメリカで70mのスポートルートSuprême Jumbo Loveを初登しました。

本人のフェイスブックによると、グレードはアメリカ初の9b +と評価しています。

クリス・シャーマが2008年に初登したJumbo Love(9b、全長76m)のバリエーションルート。

Jumbo Loveの核心部に入る前までの、20mルート(9a)が新し部分で、序盤の難易度が上がりました。

セブは「歴史に残るような役割の一部を果たせて幸せだ(I am happy to play a part in this story with such great history)」とコメントしています。

クリス・シャーマもかつて挑戦

Suprême Jumbo Loveがあるのは、カリフォルニア州のクラークマウンテン。

本人の投稿によると、序盤はトリッキーな前傾壁で、力があっても落ちやすい。ワンフィンガームーブのある核心部を超えた後はパンプとの戦いで、最後の20mはテクニカルなスラブルートのため気が抜けない、としています。

Suprême Jumbo Loveについては、クリス・シャーマも2010年ごろに挑戦したことがあると説明。クリスに自分が登って得た感触を伝え、意見交換してグレード評価を公表した旨を明らかにしています。

セブは「今回のグレード設定と、私たちの冒険を踏まえ、このルートにはさらなる歴史が刻まれるはずだ(More to come about the history of this route, reflections on the grade, and our adventures here)」と、新たな再登者が出現することに期待を表明。

「今はただ、完登の喜びをかみしめたい(But at the moment, let’s enjoy the Suprême love)」と話しています。

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