イタリア最難Excalibur、ルート延長で世界初の9c+(5.16a)か ステファノ・ギゾルフィが示唆

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ステファノ・ギゾルフィ(32)は、イタリア最難の9b+/5.15c「Excalibur」について、さらに下部からスタートしてつなげることで9cもしくは9c+相当になるとの見通しを、2月21日のYouTube動画で発表しました。

現在、ルートの世界最難グレードは9c。ステファノは「将来世代の課題だ」としつつ、下部をトップロープで練習する姿をアップロードしています。

下部にV14ムーブ

Excaliburは、イタリア・アルコ近くのドレーナに位置。高さ12mと短い40度の前傾壁に、極小ホールドが続くため、高強度のムーブが特徴です。

ステファノが23年2月に初登、ウィル・ボッシが25年2月に第2登しています。

動画内の冒頭、ステファノは、下部のムーブは6手で、8b+(V14)相当のボルダームーブに相当し、Excalibur上のどのムーブよりも難しい、と説明。さらにレストなしでExcaliburに合流し、冒頭の8bムーブをこなさなければならない、としています。

動画終盤では、トライ中にフットホールドが欠けたため、スタートが4手ムーブになるだろう、と分析。「可能性があると思っていたムーブだけに残念だ。たぶん(このプロジェクトは)次の世代のものになった」と漏らしました。

ステファノは、下部からのスタートが可能ならルートに名前をつけなければならず、「Excalibur Low」など3種類が候補にある、としています。

動画内でステファノは、スポルティバのソリューションコンプを使っていました。

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