ウィル・ボッシ 英でV17ボルダー「Realm of Tor’ment」初登

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英ウィル・ボッシ(26)は、同国内にある世界最難V17/9Aグレードのボルダー「Realm of Tor’ment」を初登し8月2日、YouTube動画を公開しました。初登日は5月11日。

ウィルはインスタグラムで、同国北西部カンブリア州にあるV17ボルダー「Spots of Time」と同等の難易度と説明。

これまでに登ったことのある、8c+のパワー系課題すべてと比べて難しい、とした上で「甘めの9Aが妥当だと思う。たくさんの人が登り、見解を寄せてくれたらうれしい」と話しています。

直訳「苦しみの領域」

「Realm of Tor’ment」は、直訳すると「苦しみの領域」といったところでしょうか。

イングランド北西部マンチェスターから南東約50kmのピーク地方・レイヴントー(Raven Tor)の岩場にあります。

ムーブは全8手で、5手目の右手アンダーから、6手目の左手ホールドをデットで取りに行くまでが核心部。このひとつのムーブだけで8b+あるといいます。

動画は約7分半。ひたすら岩場で練習し、最後にレッドポイントするシンプルな構成になっています。

ウィルの使用シューズは、ファイブテンのハイアングル。

レイヴントーは1980、90年代、ベン・ムーンら英国トップクライマーがしのぎを削り、世界最高難度を押し上げるルートを開拓した場所として知られています。

クライミングウェブサイト「theCrag」によると、スポートルートは約80本で、グレードは7台中盤から9a+まで。初中級者には難しすぎるでしょう。

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