【25年・スポルティバ】インドアで使いたいシューズ7選

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シューズ

スポルティバのクライミングシューズのうち、インドア向けモデルを紹介したいと思います。

一般的にインドアではハリボテやスローパーなど、面で踏むことが多いので、体重の圧力をかけてソールを押し付けやすい、柔らかなシューズが適しています。

ジムでの練習用なら、ベルクロの耐久性、脱ぎ履きのしやすさも考慮に入れると良いです。

上級者ならエッジング、スメアリングを高次元でこなし、コーディネーションにも対応する最新のソール形状に注目しましょう。

スポルティバのノーエッジソールは、足指とホールドの密着を高める最高の技術が使われていますが、リソール料金が高くなりがちです。自分にはどの機能が必要なのか、吟味して選びましょう。

スクワマ

現代的なセパレートソールのダウントゥ、スローパーにスメアできる柔らかさ、リソール料金を抑えられるノーマルエッジと、個人的に必要な要素を全て備えているシューズです。幅広モデルという点をのぞいたらの話ですが。。。

ボルダーに強かったもののスリッパタイプで甲の締め付けが弱かったコブラ、前傾壁向きのソフトシューズだったがP3システムのなかったパイソン(廃盤)に、最新機能を加えて進化させたら、内外リード、ボルダーともに万能シューズができてしまった、というのが私の印象です。

ダウントゥはソリューションのような強烈さがないので、中級者も使いこなせるのが特徴。強傾斜のエッジングをサポートしてくれるほか、トゥラバーも広めで、きっちりフックが決まります。

耐久性の高い、太めの1本ベルクロも高評価。ソリューションやフューチュラのロックハーネスのように「切れやすい」という欠点がありません。

フック時の横ずれを防ぐSヒール、フットホールドを足指でつかめるよう開けられたソールの三角スリットも特徴的です。近年の大ヒットモデルなので足型が合えば、ぜひ履きたいです。

2016年に発売開始。18年にウーマン、20年にブラック/ポピー、22年にビーガンの各モデル・カラーを追加しています。

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スポルティバ スクワマ
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソール0.8 mm LoSpoFlex
P3システム
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーSヒール
ラストPD75
スポルティバ スクワマ ウーマン
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソール0.8 mm LoSpoFlex
P3システム
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーSヒール
ラストWPD75

ソリューションコンプ

ダウントゥの定番ソリューションの剛性をやや落とし、コーディネーション課題など現代的なクライミングに対応させたモデルです。

オリジナルモデルの前傾壁のエッジングに対する強さはそのままに、ハリボテに面乗りしやすいように調整しています。

トゥラバーが大きくなり、トゥフックがしやすくなりました。足を反らすためにも、サイズは攻めない方が良いです。ミッドカットに近いデザインで足を包むので、ある程度緩めでも安定します。

シューズの硬さが、ホールドに乗った際の足指をサポートしてくれるので、疲れにくいのが特徴。個人的には、トゥやヒールを使う立体ムーブの多い、インドアの高難度リードルートに適している感じがします。

ノーマルエッジなので、リソールはやや安価。流通量が多いためか業者も慣れているので、綺麗に仕上がります。足型は細めなので、スクワマが合わない人は試してみると良いです。

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スポルティバ ソリューション コンプ
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソール1.1 mm LoSpoFlex
P3システム
クロージングシステムベルクロ
ロックハーネス
テクノロジーファスト・レーシング・システム
ロック・ハーネス
一体成形3Dヒールカップ
ラストPD75
ソリューション コンプ ウーマン
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソール0.9 mm LoSpoFlex
P3システム
クロージングシステムベルクロ
ロックハーネス
テクノロジーファスト・レーシング・システム
ロック・ハーネス
一体成形3Dヒールカップ
ラストWPD75

セオリー

ジム利用を想定したコンペ対応モデルです。

ダウントゥ、セパレートソール、足先を丸ごと覆うトゥラバーであらゆるムーブに対応します。

特徴的なのは、スポルティバがD-Teckと呼ぶソールの加工技術。つま先はノーマルエッジですが、両サイドはノーエッジで上方に巻き込む形で貼り付けられています。

コーディネーションムーブでハリボテの上を走ったり、大きくランジしてから着地するのに有利ですD-Teckによりホールドとソールの接地面積が増えるので、足の力が逃げません。

私見ですが、フィッティングは足のアーチが深い人向け。廃盤になったパイソンに近い印象があります。

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【Yahoo!ショッピング】スポルティバ セオリーを見てみる
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スポルティバ セオリー
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソールP3システム
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーD-TECH
ラストPD85
スポルティバ セオリー ウーマン
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソールP3システム
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーD-TECH
ラストWPD85

フューチュラ

ダウントゥ、セパレートソールにノーエッジソールを加えたハイパフォーマンスモデルです。

ダウントゥは強烈ですが、かなり柔らかいので、ハリボテのスメアリングがよく効きます。ノーエッジなので極小ホールドを踏めます。W杯や世界選手権でも使っている選手をよく目にします。

スポルティバの公表スケールでは、ミウラと並んで最も幅細に分類されます。ソリューションコンプでは硬すぎる、スクワマは幅広すぎる、と感じる人に合うでしょう。

ノーエッジソールは厚さ3mmで、ソリューションやスクワマの3.5mmより薄いです。たくさん登って、母指球の裏がすり減りやすい人は、ソールの寿命が短くなるかもしれません。

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スポルティバ フューチュラ
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS EDGE2 3mm
ミッドソール1.1 mm LoSpoFlex(つま先のみ)
P3システム
クロージングシステムベルクロ
ロックハーネス
テクノロジーノーエッジ
ラストPD75

コブラ

スポルティバとしては低価格帯に位置しますが、エッジング、スメアリングともに高難度をこなせる能力の高さが魅力です。

一度履けばわかりますが、初級者用シューズと異なるフィット感の良さがあります。ラバーはXSエッジ2で、ソリューションなどトップモデルと同じ高フリクションタイプ。柔らかくスメアを踏めるのに、前傾壁のエッジングでも足が残る不思議なシューズです。

スリッパタイプなので、脱ぎ履きしやすく、高強度ボルダー課題を3〜10分おきに繰り返すビルドアップ、マックスパワートレーニングでレストしたり、登り始めたりする時に使いやすいです。

2000年代は、コブラとカタナがコンペの常連シューズだったそうです。初・中・上級者の誰にでもおすすめです。

弱点はヒールフック。甲側はエラスティックバンドを伸ばして履く仕様だけに、拘束感が弱く、ヒールが脱げやすいです。

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スポルティバ コブラ
アッパースエードレザー
ソールVibram XS GRIP2 3.5mm
ミッドソール0.8 mm LoSpoFlex(つま先)
クロージングシステムスリップオン
テクノロジー
ラストPD45

マンダラ

2024年に投入された、新たなノーエッジのコンペモデルです。「エッジングでもスメアリングでも、あらゆる困難なムーブに対応する」と売り出しています。

コンペ対応のノーエッジといえば、長らくフューチュラがトップモデルの座に君臨してきました。マンダラはフューチュラより硬めで、マイクロエッジに乗る際の支えが効くよう調整されています。

ラスト(足型)はPD85で、ソリューションやフューチュラ、ミウラのPD75に比べて、ややターンインが強く、かき込みが強い印象です。

大きく異なるのは、クロージングシステム。切れにくいベルクロ一本締めとなり、耐久性が上がりました。

トゥラバーが広めになったほか、ヒールと合わせてウルトラグリップラバーを使っており、フック時の安定性が増しています。

スポルティバの公式動画では、インドアのコーディネーションや外岩ボルダーも得意だ、としています。

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スポルティバ マンダラ
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS EDGE2 3mm
ミッドソールP3システム
アーチハイトレイルサポート
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーノーエッジ
ラスト—–

オンドラ・コンプ

2025年1月に日本発売。世界最高難度のリード5.15d、ボルダーV17をともに登ったアダム・オンドラと共同開発した、インドアのボルダー向けシューズです。

新開発のSense Gripテクノロジーを搭載したのが特徴的です。フロントのインソールとラバーソールの間に発泡素材が埋め込まれています。

小さなフットホールドを踏んだ時には、ホールドの形状に合わせてソールが沈むため、より確かにグリップできます。

つま先には1.1mmの馬蹄型ミッドソールを入れ、XSグリップ2の3.5mmソールを圧着しており、エッジングにも強いです。

ダウントゥながら足指を伸ばして履ける設計で、甲部分はほとんどラバーで覆われているので、トゥフックをかけやすいです。

問題は定価3万8500円と高いこと。インフレでほかのモデルも値上げされているとはいえ、さすがに強気すぎる設定ではないでしょうか。

クライミングに圧倒的な情熱を燃やす一般クライマー、ユース、20代のコンペティターには良いかもしれません。

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【Yahoo!ショッピング】スポルティバ オンドラコンプを見てみる

スポルティバ オンドラコンプ
アッパースエードレザー、マイクロファイバー
ソールVibram XS EDGE2 3.5mm
ミッドソール1.1 mm LoSpoFlex(つま先のみ)
P3システム
クロージングシステムベルクロ
テクノロジーSENSE GRIP
ラスト——-
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