インドネシア長期滞在 家賃はWise振込が最安 Kost(下宿)の最低契約1カ月

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インドネシアで2024年5月中旬から4カ月滞在した際、アパート(Kost)の家賃は、Wiseを使った銀行振込が手数料1.1%と、破格の安さでした。

為替レートは、銀行の利ざやが乗っていないミッドマーケットレートを使用。両替手数料も1.1%に含まれています。

スマホアプリで銀行振込できます。テクノロジーの進歩で国際送金を安価に行えるようになり、業者間の競争も進んだ結果、今は出国後、現地に銀行口座を持っている人のように、わずかな手数料で振り込めます。

海外に長期滞在する予定ならWiseアカウントを作っておくのがオススメです。

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5年前は銀行窓口へ

私は2016〜19年にかけて、タイやフィリピンでアパートを借りて、複数回にわたり数カ月間滞在したことがあり、家賃は家主への銀行振込もしくは現金手渡しで、払っていました。

現金の入手方法は、クレジットカードによる現地ATMからキャッシング、もしくは国際デビットカードでの口座引き落としの2つがメイン。銀行振込の場合、直接銀行窓口を訪ねて、現金を渡して家主の口座への送金を依頼しました。

当時、Wiseも前身のTransferwiseとして存在していたのですが、よく知らなかった上、新興のサービスに対する不安もあり特段使おうという気にはなりませんでした。

ただ、20年ごろからスマホの性能が大幅に向上し、アプリの操作性も増す中で、Wiseの利便性は増しているようです。

公式ウェブサイトの説明も分かりやすく、今回アカウントを作ってみることにしました。

アカウント開設後は、1200円でデビットカードを発行。海外で買い物したり、ATMで現金を引き出す際の手数料を抑えられます。

インドネシアの部屋探し

インドネシアの最大都市ジャカルタでは、Kost(直訳すると下宿)という月極のアパートが、いたるところにあります。

エアコン、ベッド、家具付きで、契約するとすぐに住み始めることが可能。特徴的なのは、契約期間が1カ月単位で、気に入らなければすぐに退去できることです。

フィリピンやマレーシアの賃貸アパートは基本的に、半年もしくは1年間の最低契約期間が定められており、旅行者がホテルや民泊以外の長期滞在先を探すのが難しいです。

外国人が契約できるかどうかは、Kostのオーナー次第。私が24年5月に現地を回った際、インドネシア人にしか貸さない、という物件がちらほらありました。

私が借りたKostは、現地で複数のKostを所有する不動産業者が運営。たまたま歩いて見つけた物件で、門番に部屋を見せてくれと頼むと案内してくれ、契約したい旨を話すと、業者の担当者に電話をつないでくれました。

担当者には「どのくらい住むつもりなのか。3、4カ月と住むのか」と聞かれ、私は「まず1カ月住み、よかったら2カ月を考えている」と返答。

無事に契約はできましたが、基本的には長期の居住者、外国人であれば現地で働いている人に貸したいようでした。

ともあれ一カ月単位で部屋を借りられる仕組みは助かります。東南アジアをみると、タイでは国籍を問わず、旅行者が月極アパートを借りられますが、インドネシアは、その次に基準が緩いと感じました。

家賃220万IDR

私がインドネシアで借りたKostは、築1年の5階建てのビルに入居。前面はオフィス向け、後ろ側の2〜5階部分をKostとして運用していました。

立地は、ジャカルタ北部のサワ・ブサール駅から、徒歩約8分。ローカルエリアですが、小さな飲食店が多く、コンビニもあるので便利です。

私の部屋は約5畳の居間にダイキン製エアコン、シングルベッド、備え付けの棚があるほか、約1畳半のバスルームがついています。

これで家賃220万IDR(約2万円)、デポジット50万IDRで、タイと比べても相当な安さでした。

部屋が狭いので居心地は良くありませんが、エアコンが日本製でばっちり効くのが良かったです(一部の中国製は風だけ出て、なかなか冷えない)。

窓は居間に2つで、このうち1つは天井近くにある横長のもので、通気孔と考えた方が良いでしょう。同様の窓がバスルームにも1つあります。

Wi-Fiは無料ですが、速度が遅いのが難点。共用キッチンには冷蔵庫があるほか、飲料水もあり、自由に飲めました。

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Wiseで家賃振込

家賃は当初、現金で払ったものの、その後はインドネシア大手銀行BCAにあるKost運営業者の口座に振り込みました。

あらかじめWise口座に日本円を保有しておき、アプリ上で「send」を選択。初回は「Enter bank details」と振込先の詳細を入力するよう求められるので、相手の名前と振込先の銀行口座番号、Eメールアドレスを打ち込みます。

続いて振込金額を入力して実行。少し時間がかかる場合がありますが、振り込みに成功すると、確認書類をPDF形式でダウンロードできるようになるので、保存しておきましょう。

振り込みの際に入力する相手口座の情報は、国によって異なるので確認が必要です。

日本では口座名義と銀行名、口座番号、口座がある支店番号が必要ですが、インドネシアでは口座名義と銀行名と口座番号だけで良く、支店番号が不要です。

Wiseの送金画面でも、支店番号を入力する項目はありません。

Kostの運営業者に聞いても、支店番号を知っている人はいないとの返答でした。私は「そんなことは本当にあるのか」とかなり不安でしたが、試しに1000円だけ振り込み、再度連絡を取って、実際に送金されたかどうか確認すると「無事に着金している」とのこと。この金融システムを信用しても大丈夫なようなので、残金を送金しました。

なお8月16日の振込の内訳は、家賃220万IDRに対し、1IDR=105.383円のレートが適用されたので、日本円に直すと2万876円。

これに送金手数料が234円(2万876円の1.1%)加わり、合計2万1110円の支払いになりました。

クレジットカードのキャッシングなら、海外利用の事務手数料220円、年利18%の利息がかかる上、VISAやMasterの基準レートを使用(ミッドマーケットレートの1%増)して為替を計算するので、2%(417円)〜3%ほどWiseよりもコストが高くなっていたでしょう。

まとめ

2020年ごろからスマホの性能が上がった結果、アプリ開発に強みを持つWiseのような企業の存在感が増し、ほかのオンライン送金業者を圧倒しているに感じます。

私は19年、SBIレミットで国際送金を数回行い、当時は安いと思いましたが、Wiseに比べると見劣りします。

私が知る限り今は、Wiseが低価格でオススメです。

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