ジャカルタで前年に続きKost(下宿、アパート)を借りました。
そもそも物価が安いインドネシアですが、Kostを借りると、さらに滞在費用を抑えられます。
前年と同じオーナー会社の物件を、250万IDR(約2万2000円)で借りることになりました。
Kostとは
Kostは、最小1カ月から借りられる集合住宅。若年層が1〜2人で住む部屋を借りる下宿というのが定義ですが、掃除洗濯付きで、部屋も広いサービスアパート的な高級タイプもあります。
外国人、それも観光目的の滞在者が借りることは想定していないと思いますが、取り締まる法律もないので、オーナーの方針次第で受け入れてもらえます。
WhatsAppで問い合わせ
今回、私は渡航数日前に、前年と同じオーナー会社にWhatsAppで連絡し、同じ物件に空き部屋があるか確認しました。
返信はすぐにあり「違う物件だが、もう少し広くて居心地の良い部屋がある」と勧められ、送られてきた動画を見たところ、良さげだったので即決しました。
前年も使った会社で、担当者も同じだったので、現金とカギの引き換えでなく、相手の銀行口座に家賃を振り込んでも持ち逃げされることはないでしょう。そもそも家賃が安いので、騙されたとしても、ダメージは大きくありません。
異なる物件のため、銀行口座は同国大手BCAの別のものに振り込んでくれと言われたため、念の為、50万IDRを手付金として国際送金サービスWiseで振り込み。着金したことを確認した上で、残りの250万IDRを送金しました。
WhatsAppでの問い合わせから手付金の送金までは、1時間で終わりました。お互い英語での意思疎通に問題ないこともありますが、オンラインでつながっていると何もかもが早く進みます。
Wiseで格安送金
Wiseのおかげで、送金手数料も格安で済みました。
銀行の利ざやが乗らないレート(1JPY=111.186IDR)で計算した250万IDRは、2万2777円。これに1.2%の手数料292円が乗り、総額2万3069円となりました。
Wiseで送金するとPDFファイル(英文)で、振込先の情報やトランザクション番号などの結果が送られてくるので、相手に送信して手続き終わったことを証明するのが簡単です。
前年も同じ形式で送金したので、相手も確認するのが簡単だったでしょう。
借りたKostの概要
住所はJakarta Pusat(中央)ですが、北ジャカルタと言っても良いでしょう。
トランスジャカルタのバス停までは700m、グラブのバイタクで7000IDRです。300m歩けばJalan.Gn.Sahariと大きめな道路に出られます。
スラムではないが、ローカルの住宅地といった雰囲気です。
建物は4階建でで、部屋数は約20戸。部屋のタイプは広さにより4つあり、私は3番目に高い15平方mの部屋にしました。
エアコン、シングルベッド、サイドテーブル、カギ付きのクローゼット、室内の洗面台、専用のバストイレ(温水ヒーター付き)があり、必要十分です。
掛け布団もあるほか、カバーやシーツはおそらく新品のようでした。

洗濯機使い放題
屋上は共有の洗濯場で、自由に洗濯機を使えるので、前年のようにランドリーに行かなくてよくなりました。アイロン台もあります。
物干し台はあるものの、ハンガーはないのでスーパーに行き、5本9万9000IDRで調達。洗剤もアタックの750gを3万1000IDRで購入しました。

キッチン、冷蔵庫は共用で、ウォーターサーバーはありません。常駐する管理人に頼むと15リットルの大型ボトルを2万3000円で部屋まで運んでもらえます。
私は1リットルの水筒を持ってきたので、これに移し入れて飲むことにしました。

セキュリティは甘い
セキュリティは管理人が24時間常駐とは言え、自室にいることが多い上、共有玄関はかぎを空けたままにしているので少し不用心です。
玄関の鍵はもらいましたが、わざわざロックする入居者はいないようです。
前年に借りた物件は、顔認証によるオートロックがあったので、この点は劣りますね。エアコンも前回はダイキン製でしたが、今回は中国GREE製です。
まあ部屋が広く、築浅で広めの部屋なので良しとしましょう。
