マムートのハイキングシューズ「Sartig Ⅱ low(サーティグ 2 ロー)」をレビューしたいと思います。
海外旅行で使うことを念頭に、街中で使っても違和感がないデザインで、グリップ力があるシューズを探し、たどりつきました。
ソールの凹凸が深く、山道でも滑りにくく、岩場へのアプローチ時にも重宝します。
実寸25.5cmでEU32(26.5cm)を着用。足幅は細めで、私が数足愛用したサロモンと同程度の規格のように感じています。
[Mammut] サーティグ 2 ロー メンズ/Sertig II Low Men 3030-04300 black-vibrant orange概要
マムートのウェブサイトによると、アクティブなライフスタイルを応援する軽くて耐久性の高い多機能シューズ、という文句で売り出しています。
用途はハイキングと日常生活。重さはUK8.5(27.0cm)で330g。生産国はベトナムとなっています。
アッパー
アッパーはメッシュ主体で、通気性が抜群です。大部分を占めるのは、小さな格子状の素材を連ねるような織り方のメッシュ地で比較的、滑らかな表面に見えます。
クロージングシステムは、普通のひもで、クラシックなスニーカー感もあります。この素材感と見た目が、街履きでも違和感のないデザインにつながっているようです。
外側にはMAMMUTのブランド名が大きく縁取られて若干、主張が強いかな、という印象。タン部分には、さりげなくマムートのロゴマークが印刷されています。
ソール
オリジナルのEVAソールは厚めで、溝が深いのが特徴です。山道で使っても、泥や土が詰まりにくく、滑りにくいです。
グリップ力は購入当初、アスファルトに吸い付くような強さがありましたが、10km程度歩くとだいぶ落ち、普通のトレッキングシューズのような感触になりました。
素材は柔らかく、ビブラム社製スパイダーソールと比べると減りは早いようです。グリップ力もビブラムの方が上だと思います。

カラー
ブラック(black vibrant orange)とライム(higlime dark ice)の二色展開です。
私はブラックを選択。オレンジのソール色やタン、インナーライニングが見えるので、ほどよいカジュアル感があります。
カーキやネイビー、グレーのパンツと良く合います。
耐久性
24年5月から半年間、インドネシアとタイで主に舗装路を、毎日1〜5kmほど歩きました。
ソールは、かかとと母指球のあたりの溝が2〜3mm残っている程度。トゥ部分が、はがれてきました。
左足くるぶし付近のライニングも、破れ始めています。寿命が近いようです。


まとめ
2025年3月現在、定価は2万2200円。サイズによりますがAmazonの実勢価格が1万1000〜3000円台後半と安いです。
従来はサロモンのSense Rideシリーズを愛用していたのですが、サーティグ 2はそれ以上にフィット感がよく感じます。
足型も合っており、この価格なら、リピート買いしても良いかな、と思えるシューズでした。
アッパーに、ゴアテックス素材を使った防水使用バージョン「Sartig Ⅱ low Goretex」もあります。
[Mammut] サーティグ 2 ロー メンズ/Sertig II Low Men 3030-04300 black-vibrant orange