ベトナムのカットバ島で、シンガポール人と知り合いになり、約10日間滞在するというので、一緒に登りました。
1月30日から2日間登った後、1日空けて、2月2日から4連登したところ、最終的に風邪をひきました。
この時期のカットバは最高気温が15度を下回り、夜間は10〜12度程度。半袖Tシャツ1枚という薄着で寝たのが原因でしょう。
1月30日
カットバクライミングのスタッフで、シンガポール人のH氏から、友人X氏が遊びにくると聞かされていました。
1月30、31、別のスタッフの誘いで、Hidden ValleyとBudda Caveに登りに行くと、X氏も現地にいました。外岩での実力は6a程度のようです。
少し力量に不安を感じながら、ビレイをしてもらうなどして交流。連絡先を交換して別れました。
2月2日
2月1日夜、X氏からメールがあり、「9時半からBudda Caveで登る」「友人のH氏が、ほかのスタッフのボルト打設を手伝うため一緒に行く」とのことでした。
2日、現地で出会うと、前日からの雨が染み出して、登るのは困難な様子。
私がスクーターを借りていたこともあり、タダで乗せるからButtefly Valleyに行こうと誘いました。
この日の天気自体は、晴れのち曇りだったためButtefly Valleyの大部分は、日光に照らされて乾燥していました。
私はX氏の力量も踏まえ比較的、簡単なルートで持久力を鍛えることとし、6a〜6a+を5本、合計150mを登りました。
2月3日
フェイスブックを通じてパートナーを募集していたところ、ドイツ人カップルから連絡があり、一緒に登ることになりました。
午前10時にカットバクライミングで待ち合わせの約束をしたところ、15分遅れで到着。40歳ぐらいの白人カップルで、くたびれた服装から貧乏旅行をしている雰囲気が漂います。
ロープもドローも持っておらず、私のギアを使う気満々です。タダで貸すことになると思うと気が萎えますが、こちらもパートナーがいないので仕方ありません。バタフライバレーで登ることにしました。
6a〜6a+を3本登った後、カップル彼氏が7aを登るというのでビレイすることに。何度かテンションをかけながら、トップアウトしました。
「人のロープを使っておきながら、ハングドックで何度もムーブを探るなよ」と思いましたが、せっかくなのでトップロープで登らせてもらい終了しました。
2月4日
H、X両氏と一緒にFisher Valleyに行きました。
まずは6a+でアップ。3連登なので、軽めにトレーニングしようと思いましたが、なぜか6b+をリード。共有するアンカーで6c+を登れるルートだったので、トップロープで2回登りました。
2月5日
朝起きると鼻水が止まりません。どうやら風邪をひいたようです。
この時期のカットバは寒く、最高気温12〜17度の日が続きます。とはいえホテルに暖房はなく、厚着をして寒さをしのぎます。
個人的に秋冬用の衣類はあまり持ってきていません。ロングTシャツは2枚しかなく、洗濯が間に合わないので、半そでTシャツで寝たのが間違いだったでしょう。
X氏と登る約束でしたが、残念ながらキャンセル。結果、発熱が収まるまで10日間、合計で2週間ほどホテルで安静にしていました。