2024年12月30日、Huu Lungでのクライミング第8日は、3日間レストし、初見の7a+に挑戦したものの、敗退しました。
各ムーブはこなせたので、持久力の不足が原因だったと思います。ルート中盤で先に進む勇気が出ず、テンションをかけてしまいました。
第9(12月31日)、11(1月2日)日目は、5〜6b+の未挑戦ルートをオンサイトし、楽しみました。
第8日目
相部屋となったケビンが、Dead Endで7a+に挑戦するというので、ほかの豪州夫婦クライマーとともに同行することにします。
私は3日間レストしました。本当は2日間で良かったのですが、昨日は皆がレストしたのでパートナーが見つかりませんでした。
ホステルのモーターバイクを借りて出発。ケビンを後ろに乗せて走ります。
レンタル費用は私持ちのようですが、私はパートナーがいない上、彼は4日前に7aをオンサイトした際にビレイしてくれたので特に文句はありません。
Dead EndはYenh Tinhの街の西にあるのですが、携帯電話の電波がなくなるため、Googleマップが使えません。同マップには載っていない砂利道や農道を進むため、迷いました。
間違ってDragon Wallにたどり着いた後、Dead Endの場所を知っているクライマーに会い「今きた道を戻って、山の裏側に回れ」などと言われ、なんとか到着しました。
7a+
岩場では6a+でアップした後、早速、7a+(ルート名Rosetta、30m)に取り付きます。
最初はテンションかけながらクイックドローをかけ、2度目でレッドポイントしよう、という気軽な気持ちで登ったので、中盤のスラブでテンションをかけてしまいました。
スラブ以降は前傾壁で、ガバは多いのですが、初見ではどこにホールドがあるのか分からないので弱気になってしまい、ここでもテンション。なんとかアンカーまで辿り着いて、降りてきました。
このレベルのオンサイトは、私には難しいようです。
ケビン、私ともに2便ずつ出しましたが、レッドポイントに至らず、撤退しました。
ちなみにDead Endではアクセスフィーの徴収に誰もきませんでした。無料で登れるようです。
第9、11日目
第9日は、Drone Wallへ。ポーランドの40代カップルが4〜5日前から一緒に登ろうと誘ってくれており、ようやく合流することができました。
ポーランド彼氏は山岳ガイドをしており、アイスクライミングやバックカントリースキーもやるとのこと。手や指の大きさが普通の人に2倍あり、皮膚がカチカチに硬かったです。
3日間連続で登りつつ、連日7台を落としており、相当な強さでした。
私は6aと6b+をリードし終了。前日、7a+に挑戦したおかげで体が重いです。
第11日目は、Head Wallで5c、6a、6a+を登りました。1日レストしましたが、疲れが抜けません。
この日は宿を出てハノイに行き、旅行がてら1週間休む予定だったので、我ながらちょうど良い計画でした。
ハノイまでのタクシー代は120万ドン。帰国するカナダ人クライマーらがいたので4人で割り勘し、1人当たりの料金は30万ドンでした。
午後4時半に出発し、午後7時ごろ、ハノイで荷物を預けているAwesome Hostelに到着。ゆっくり休みました。