2025年1月11〜15日、Huu Lung滞在第15〜19日目は、5日間のうち3日間を、Passe-Murailleで登りました。
10日から2連登した後、1日レストを挟んで13日に6c+にトライし、10回ほどテンションをかけたりフォールしたりして、1時間半くらいかなり苦戦し、クイックドローを残置しました。
2日後に同じ宿の韓国人クライマーが回収してくれましたが、自分の実力を考えると、レスト日をもう少し増やすか、ルートのグレードを下げるべきだったようです。長時間にわたり、ビレイしてくれた豪州、韓国人クライマーに感謝です。
11日、Passe-Muraille 6b+2本
11日は、豪州クライマー夫妻と、Passe-Murailleに行きました。
ここは最低グレードが6b+で、ルート11本のうち3本は70mロープが必要。60mロープなら、6b+の次に高いグレードが6c+となり、中上級者向けです。
前日10日に7a+をフラッシュした疲れがあったので本来、休みたかったのですが、前週までいたソロクライマー5人が軒並み旅立っており、いつ一緒に登れる相手が見つかるかわかりません。
私は6b+を2本登って終了。残りの時間は、豪州夫氏が6cを登るのをビレイするなどして過ごしました。
12日はレスト。
13日、6 c+1本(敗退)
豪州クライマー夫妻の夫が、Passe-Murailleで6cのレッドポイントに挑戦するという。
宿に滞在するほかのクライマー4人は、レスト日。私は夫妻についていきました。
夫氏の1本目トライでは、ホールドが欠けてフォールしたものの、2本目でレッドポイントに成功。後はビレイに専念するようです。
私は2日前に6b+を登ったので、60mロープで登れるルートで次に難しい6c+に取り付きました。
1日休んだので、大丈夫かと思いきや、何度もフォールしながら1時間半近くかけて登れず、クイックドロー2本を残置。
私の体では2連登した後、レスト1日だけでは回復が追いつかないようです。
14日はレスト。
15日、6c+(トップロープ)、7a+(墜落1)
韓国人のクライマーカップルから誘われたので再び、Passe-Murailleへ。もう1日レストしたかったのですが、6c+にクイックドローを残置しているので回収に向かいます。
自分で登るつもりだったのですが、韓国人彼氏がオンサイトし、あっさり回収作業は終了。私もトップロープで登ったところ、意外にもすんなりトップアウトできました。
2日前はミスグレーディングかと思うほど難しく感じましたが、単に私が疲れていただけのようです。
続いて韓国人彼氏が7a+をオンサイトし、彼女がトップロープでトップアウト。グレードよりも簡単そうなので、私がリードで登ったところ、核心部で1回フォールしたものの、そのままアンカーにたどりつきました。
連登しなければ、1日レストで7a+を登れるようです。
韓国人彼氏は前日に7aを含めて7本登ったと言います。連登にもかかわらず、この日はさらにもう1本7a+を登り、合計7a+2本と6台2本。最高RPグレードは8b+とのことで、2日目の最終便でようやく体が疲れたとのことでした。
ちなみにPasse-Murailleでは3日間すべて、誰もアクセスフィーの回収に来ませんでした。無料のようです。