イギリスのアウトドアブランド・カリマーが販売している「ベンチレーションキャップ ST」は、野外での使用を想定した高い耐久性を備えつつ、デザイン性にも優れたユニセックスモデルのキャップです。
春夏の晴天時のクライミングでは、ビレイ中に日差しにさらされると、とても暑いです。ビレイの集中力が削がれるのを防ぎ、自分自身の体力の消耗を抑えるためにも、お気に入りの帽子を持っていくと役立つでしょう。
特に見た目が格好良く、市街地でも山でも使えるので、オススメです。
[カリマー] トレッキングキャップ ventilation cap ST Navy 日本 Free (FREE サイズ)デザイン
高さ8.5センチ、つばの長さ6センチと短めで、ワークキャップ風に仕上がっています。
私の顔立ちは、普通のキャップでは野球小僧のように見えてしまい、似合いません。しかし、このキャップなら大人っぽく、落ち着いた雰囲気になります。
カラーは、ベージュやブラック、ディープブルーなど5種類。落ち着いた色を選べば、街でも着用できます。襟のあるシャツとも相性が良いです。
つばには、向かって右側に青い字で「カリマー」とロゴが書かれた小さな白い生地が縫い付けられています。
控えめながら、絶妙な存在感のロゴで、無地のモデルを選んでも、良いアクセントになっています。
サイズ感
サイズはフリーサイズで、後ろにあるドローコードで頭の締めつけ具合を調節できます。
ノースフェイスなど他ブランドより若干、タイトに作られているように感じます。
生地はナイロン100%で、薄いが凹凸感のある素材感が特徴。UVプロテクション機能も付いています。
私が購入したベージュは、やや茶色寄りのくすんだ色合いで、良い染料が使われているように感じます。
同じベージュのチノパンとのコーデに違和感はありません。ジーンズのほか、カーキやネイビーといった定番色のパンツとも合います。
通気性
外観はステッチのある1枚の生地で作られたように見えますが、頭の周囲をぐるりと囲むように、2レイヤー構造のベンチレーションが備え付けられています。
おでこから、こめかみ、後頭部へと続く部分に幅約4センチのメッシュ生地が縫い付けられており、外側の生地をめくると確認できようになっています。
ベンチレーションは、単純に被っているだけで機能します。暑い日は2レイヤー部分の隙間から熱が逃げる感覚があります。

メッシュキャップに比べると通気性は劣ります。
ただ、帽子に高さがあるため前頭部にゆとりがあり、おでこ付近にベンチレーションがあります。髪の生え際が蒸れにくいです。
メッシュキャップは正面のパネルは厚めの生地にして、ロゴや刺繍を入れることが多いです。この場合、どうしてもパネルの裏は群れてしまいます。
夏真っ盛りでなければ、均等に熱が逃げる、カリマーのキャップの方が使いやすいかもしれません。
前頭部の頭皮環境が気になる人にも、向いているでしょう。
定価は4620円(税込)。
[カリマー] トレッキングキャップ ventilation cap ST Navy 日本 Free (FREE サイズ)