2024年12月23日、ベトナム北部Huu Lungの岩場に到着しました。10カ月ぶり2度目の訪問です。
宿泊するのはHuu Lung Mountain Climbing Hostel。今年の雨季に2人部屋4室の平屋を新築し、バスルームとトイレも1つずつ増え、事業拡大していました。
前回は、二階建て住宅の階段下に置かれたベッドで寝ました。気温が10度台で暖房がないのは変わりませんが、やや快適になりました。
ハノイから
宿のオーナーに頼めば、ハノイから直通のミニバンを30万ドンで手配してもらえるのですが、前回使った際はひどい乗り心地で、普段ならない車酔いに苦しんだので、バスを使い、途中で観光しながら行くことにしました。
ハノイ旧市街からバクニン(1万5000ドン)、バクザン(4万ドン)とバスを乗り継ぎ、路上でミニバン(5万ドン)を止めてHuu Lung Mountain Climbing HostelのあるYen Thinhまで行ってくれと、行き先を書いた紙を見せて頼みます。
ドライバーは「分かった」という風な顔で乗れと合図してきたので、乗りましたが、Khu Tan Hoaの中心部でミニバンを乗り換えろと言われ、結局Yen Thinhの手前10kmのBa Nangで降ろされました。
ここのT字路交差点には、カフェがあり、バスやミニバンの停車場所になっているもよう。とりあえずバインミーを食べて休憩した後、店員に聞くと、バイクタクシーもあり、6万ドンで宿まで行けるというので、手配を頼みました。
グラブタクシーのアプリを見たところ、自動車タクシーしか見つからず、料金は10万ドンと表示されていました。

Huu Lung Mountain Climbing Hostel
Huu Lung Mountain Climbing Hostelは、オーナーが岩場Head Wallを所有しており、歩いて数分で到着できるアクセスの良さが特徴です。
ハノイのクライミングジムVietclimbがサポートするMao’s homestayに比べて、滞在費用も安いです。
Mao’s homestayに泊まれば、宿泊費用の一部が岩場の整備に充てられるので、クライマーとしてはぜひ宿泊したいところですが、VietclimbにEメールを送って予約する必要があり、なんとなく手間に感じて避けてしまいました。
新築の客室は
Huu Lung Mountain Climbing Hostelが新築した客室は、ウレタンマットレスのベッドが2台、扇風機が2台、テーブルが1台とシンプルな作りです。
窓は2つで、太めの鉄格子があるほか、出入り口には鍵がかかります。
2人旅なら、貴重品の管理に都合が良いかもしれません。
1人で訪れると、希望に関わらず誰かと相部屋になります。
壁はブロック塀に、漆喰のような物を塗って作った、東南アジアでよくみる構造になっています。
トイレとバスルームは別棟にあり、オーナー一家と共用です。

各部屋の前には、ブロック塀に板を渡したベンチが置かれています。
さらに前方には砂利を敷いて、庭のようにしているので、開放感があり、ベンチに座って景色を眺めると気持ちが良いです。
周囲には竹や木材を組んで作った、物干し置き場があり、洗濯物をかけて乾かせます。

