マムートの「コンベイ ツアー ハードシェル フーデッド ジャケット(Convey Tour HS Hooded Jacket)」をレビューしたいと思います。
生地はゴアテックス2.5レイヤーのため、高い耐水性を実現しつつ、軽量化を図っているのが特徴です。厚みが50デニールとそこそこあるので、耐久性も期待できます。
同社はハイキングジャケットと位置付けていますが、春夏の欧州、雨季や乾季の東南アジアなど旅行にも活躍しそうです。
バングラデシュ製。価格は税込3万7400円(2024年11月現在)。
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基本
ゴアテックスのPacliteという生地を使用。裏地に特殊コーティングを施し、ライニングを省略できるため、軽量かつコンパクトに収納できるようになっています。
耐水圧は2万8000mm。登山のレインジャケットに必要な2万mmの基準を満たしており、嵐にも対応します。
ゴアテックスなので透湿性が高く、蒸れにくいです。各アウトドアメーカーはさまざまな防水透湿素材を開発、販売していますが、長年にわたり使われてきた信頼性、経年劣化にも強い素材特性を考えると、ゴアテックスに勝るものは、ないように思います。
デザイン
他メーカーのレインジャケットやウインドブレーカーと比べても、さほど変わりはありません。
胸ポケットはなく、サイドポケットが左右に一つずつあります。
右胸と左腕にマムートのロゴが入っており、街着として使っても、おしゃれに見えます。
ゴアテックスのレインジャケットのうち、性能と価格を考慮した上で最もコスパが高いのは、モンベルのストームクルーザージャケット(2万8600円=24年11月現在)でしょう。
私も10年余り愛用しましたが、止水テープがはがれたり、プラスチックパーツが壊れたりし始めたので、買い替えました。
ストームクルーザーをリピート買いしても良かったのですが、オンラインの実勢価格が3万円を切っていたので、今回はマムートにしてみました。
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デティール
フロントジッパー、サイドポケットのジッパーともに防水仕様です。
脇下にベンチレーション用のジッパーがあり、大きく開きます。湿度の高い東南アジアで、レインジャケットとして使うのに役立つでしょう。
通気性が高まれば、ジャケットの内側に熱がこもるのを抑え、発汗量を減らせるので快適です。
フードは、頭頂部付近と首元2カ所のアジャスターで調整できます。

袖・裾、サイズ感
袖は立体裁断で、ひじを曲げやすいようデザインされていますが、特別に動きやすい印象はありません。ただ、特殊なカッティングなので格好良くみえます。
袖口はベルクロで止められます。
裾はドローコードで絞ることができます。
私の身長は179cm。このジャケットはMでジャストサイズです。ストームクルーザーはLを着用しており、マムートのジャケットと比べると若干、身幅が広いです。


まとめ
アルパインクライミングなど、過酷な環境で使うなら、耐久性の高いゴアテックス3レイヤーがオススメです。
私にとって、旅行や岩場で着用するなら2.5レイヤーで十分。なによりハイブランドのマムート製なので、着用していて気分が良いです。
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