2024年10月13日、チェンマイ近郊の岩場クレイジーホース・バットレス(Crazy Horse Buttress)を9カ月ぶりに訪問したところ、地元当局が設置した、岩場への立ち入り禁止看板を見つけました。
看板は、メインエリアのアプローチ脇にあるので目立ちます。
ルートが200本以上と大規模で、同市のガイド兼ジムショップ「CMRCA」により、よく管理された岩場なだけに残念です。
立て看板
看板には「Do not enter the climbing area」と英語表記されています。名義は地元当局の「bansahakorn sub-district administrative admnistration」。
正確に計測したわけではありませんが、大きさは幅3m、高さ1.5mほどで、2本の支柱でしっかりと地面に刺さっています。
クレイジーホースの敷地は、当局が管理する「パブリックランド」に分類されます。引用下記リンク内WHAT TYPE OF LAND DESIGNATION IS ASSIGNED TO CRAZY HORSE?より。

Crazy Horse Update From Kat and Josh
An official update on the status of climbing at Crazy Horse from CMRCA founders Kat and Josh Morris. What is happening n...
CMRCAが当局と協議し、利用について合意を得た時期もあったのですが、そもそも私有地ではないことが、立ち入り禁止問題の要因のひとつになっているのでしょう。
CMRCAの事業に影響大か
CMRCAは、クレイジーホースでのガイドサービスのほか、トポ販売、ギアレンタルなどを展開しています。
立ち入り禁止により、アプローチやトイレの維持、補修、水道タンクへの水補給もできないでしょう。
同社は、チェンマイ市内にジムを保有していますが、同年9月の大雨で浸水。10月13日現在、閉鎖が続いています。
11月に乾季となり、クライミングシーズンを迎えますが、事業に大きな影響が出そうです。