2024年1月5日、クレイジーホースでクライミングをしてきました。
ハートウォールで6b+をレッドポイント、6a+をオンサイトし、なかなか楽しめました。
23年11月中旬から、2カ月間のチェンマイ滞在も最終盤。残りの一週間は、けがなく無事に過ごそうと思います。
ハートウォール
クレイジーホースの駐車場を奥まで進み、20分ほど山道を登ったところにあります。
アプローチは急坂ですが、CMRCA(Chiang Mai Rock Climbing Adventures)が手すりを付けたり、ロープを張ったりして、歩きやすいように整備してくれています。
ルートは5台から7a+まで、37本がそろっています。36mの6a+のロングルートもあり、日本では味わえない高度感を楽しめます。

5日の詳細
前日4日にチェンマイのジム・プログレッションに行ったところ、友人のタイ人クライマーから「翌日クライミングに行こう」と誘われました。
西洋人を含め6〜7人のグループになるそうです。特に予定はなかったので、即座に参加する旨を伝えました。
この友人は「午前9時に岩場に行く」とSNSでメッセージを送ってきていました。しかし、私が5日午前10時すぎに到着すると同時に、「午前11時に到着する」と新たなメールが届きました。
西洋人も含め、自分から時間を指定したのにもかかわらず、遅刻して昼頃、岩場に来るクライマーは結構いるので閉口します。
まあ、タイらしく、合流した時には「マイペンライ」で済ましてしまいますが。
クライミング
プログレッションのスタッフが、友人とプライベートで登っていたので一緒に登らせてもらいました。
午後0時半過ぎには、タイ人の友人も岩場に到着しました。
私は左側エリアで、「アップで登れ」と言われた6a+をオンサイト。前腕があっという間にパンプし、疲れてしまいました。
この後は、スタッフの友人が、Dee Jai Tee Dai Geud / It’s Great to be Alive(6b+, 19m)をリード。私は一カ月半前に一度トライし、一回落ちていたので、ここぞとばかりに登らせてもらい、うまくレッドポイントできました。
クイックドローを自分でかける手間が省けてラッキーでした。
同ルートはガバばかりの前傾壁が核心ですが、進行方向を間違えるとホールドがなくなり、落ちやすい個所があります。一度、手順が分かってしまえば、余裕を持って登ることができました。
続いて、先ほどと同じスタッフの友人が6C+をリード。プログレッションのスタッフがトップロープに挑戦しようとしたところ、中国人の男女中年グループ5人が、「次にトップロープで登らせてくれ。ロープも使っていいか」と話しかけてきました。
我々は、同ルートを登ったら帰る予定だったので、「あなたたちのロープとクイックドローを持ってきたら掛け替えるよ」と伝え、交渉成立しました。
とはいえ、スタッフは予想以上に手こずり、5ピン目で敗退。私がトップロープで登らせてもらい、ロープの掛け替え、ギアの回収をしました。
序盤は強度の高いボルダームーブが試され、中盤以降は鍾乳石とガバが連続するものの、やや被った壁で持久力が必要とされるルートで、良いトレーニングになりました。
リードなら何度も落ちていたはずです。
この後は、忘れ物がないかどうかギアを確認し、それぞれ帰路につきました。