チャンピオンのスウェットシャツは、世界中でトレーニングウエアや普段着として愛されている製品です。
生地の耐久性が高く、縫製がしっかりしているので、たくさん洗濯しても、型崩れせずに着用できます。
生産国やモデルにより、生地の厚みや素材、色、デティールに違いがあり、価格差もあります。
なかでも私が個人的にクライミングウエアとしての活用を、おすすめしたいのが、アマゾンで買えるインドネシア産のフルジップパーカーです。
岩との擦れに強い綿100%の生地を使っているにもかかわらず、4000円程度で売られているので、コストパフォーマンスに優れています。
定番のデザインなので、流行に左右されません。ぜひ何着かそろえてみてはいかがでしょうか。
キング オブ スウェットシャツの品質
チャンピオンは1919年、米国ニューヨーク州で誕生し、製品が大学のチームウエアとして使われたことで急成長しました。
「ザ キング オブ スウェットシャツ」と称される通り、代表作は丸首長袖の定番スウェットシャツ。このモデルをベースに、たくさんの派生商品が販売されています。
インドネシア産のフルジップパーカーは、生地が中厚手で、春秋の羽織ものとして、冬にはトレーニングウエアとして使うのに、ちょうど良いのが特徴です。
普段着として着用しても違和感がないデザインなので、私は部屋着としても使いまわしています。海外旅行の際も一着持って行くと便利です。
岩場、ジムともに相性抜群
私がクライミングウエアを選ぶ際に、重視しているのが、綿100%の生地を使っていることです。
自然壁のほか、インドアの人工ホールドとの擦れに強いので、ウエアが破れたり、ほつれたりする心配をせず、登りに集中できます。
ナイロン混紡生地は、軽くて、濡れても乾きやすいのが特徴ですが、摩擦で毛玉ができやすい製品が多いと思います。
ハーネスを着用すると、胴回りに毛玉ができて見た目が悪いです。
登山なら歩行中に汗をかくなどして、衣服が濡れたまま行動すると、体温が下がり風邪を引く恐れがあるので、化学繊維を使った乾きやすいウエアが良いでしょう。
クライミングでは、汗をかきそうなら服を脱げば問題ありません。多少濡れても岩場で野営するわけではないので、速乾性のある高機能なウエアは必要ないはずです。
破格の1着4000円
アウトドアウエアもしくは有名ブランドの、フルジップパーカーの多くは1万円以上で販売されています。
チャンピオンのパーカー価格4000円は、破格の安値と言っても良いでしょう。
H&MやZARAが同価格帯のパーカーをそろえていますが、ポリエステルの混紡生地なので、毛玉になりやすいのが課題。特別な化学繊維を使っているわけではないので、綿100%に比べて通気性に劣り、スポーツ用途に向きません。
ユニクロは綿100%の良いパーカーを販売しているのですが、他ブランドと比べて裄丈が短いのが難点。私の場合、腕が寸足らずになってしまいます。
まとめ
インドネシア産モデルは、グレー、ネイビー、ブラックなど14色展開。左胸と左袖に定番のロゴマークが刺繍されています。
高級品ではないですが、誰でも知っているブランドなので、安価とはいえ、着用していても満足感があります。
アマゾンでは、いつ見ても35%オフのセール価格で4000円前後となっていますが、そのうち値上がりするのでしょうか。
私も何着か買い足そうか検討中です。