【フィリピン留学経験】5つの能力に分けて上達 英語学習法②〜単語編

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
英語学習・語学留学

初級者は4000語レベル目指そう

中学、高校生や初級者が英語を学ぶ際には最初の数ヶ月間、文法と並行して、ある程度まとまった量の単語を覚えると良いでしょう。

リーディングやリスニングを練習する際に、知らない単語があれば、意味を調べる作業に時間が奪われてしまい、効率的に力が伸びません。

まずは初級者〜中堅私大レベルとされる、4000語レベルを目指しましょう。

6000語レベルなら、なお良いです。ネイティブ向けのテキストを読める実力となり、難関私大の試験に対応します。

ペーパーバックやニュース記事にも、挑戦できる実力の土台を築けます。

市販の単語集を使い、1日に10個などと数を決めて暗記すると良いと思います。

単語を覚える意義

非常に単調な作業でつまらないのですが、文法とともに単語力は英語学習の基礎となります。

文法と単語の基礎力がなければ、リーディング(読解)の練習をしても、文章の意味が分かりません。

リーディングで意味が分からない文章は、いくらリスニングしても内容を理解できるようになりません。

リーディング、リスニングは、発信された英語の内容を頭に入れる「インプット」の作業になります。

ペーパーバックを読んだり、海外ドラマを見たりして、英語の表現を蓄積することで、ライティングとスピーキングを合わせた「アウトプット」の力を伸ばす、土台が出来上がります。

初級者はまず「インプット」の時期に、いちいち辞書を引かなくて良いようにするためにも、一定数の単語を覚えましょう。

特に、スピーキングは「アウトプット」の作業になりますが、リーディング、リスニングで文章を理解することができて初めて、同じような内容を話すことができます。

英語を学ぶ上では、①文法②単語③リーディング④リスニング⑤スピーキング、ライティングと、徐々に自分の能力を高める方法が効率的です。

まずは初級レベルの文法を身に付け、語彙力が4000語になれば、③〜⑤の作業に進むことができます。

その後は①〜⑤の作業を繰り返し、自身の英語力全体を底上げすれば良いと思います。

中学英語で覚える語彙数が「1800〜2500個」とされています。

高校1年生や、学生時代に英語が不得意だった方でも、少し努力すれば4000語レベルに手が届くはずです。

ぜひ頑張りましょう。

(【提携校60以上】CEBRIDGE|フィリピン留学のお問い合わせ )

【7日間無料トライアル】オンライン英会話ネイティブキャンプ

単語の覚え方

高校時代

私が単語力の教科に最も力を入れたのは、高校生の頃です、

アルクのキクタンを購入し、1日1ページ(単語十数個)ずつ、単語を暗記していきました。

新しい単語を覚えるとともに、前日と前々日に暗記した単語を、復習しました。

具体的には、水曜日に新たな単語10個を暗記したら、月曜日と火曜日に暗記したそれぞれ10個の意味を、思い出せるか試しました。

忘れていたら念仏のように唱えて、覚えました。

キクタンはCDもしくはダウンロード音声がついています。

一定のリズムで単語やセンテンスを読み上げてくれるので、暗記を助けてくれます。

とはいえ、某英語教材が宣伝していたように「聞き流すだけで英語習得」はできません。

学校の休み時間や帰宅後、地道に、繰り返し暗記を続けたのが功を奏したと思います。

キクタンは4000語、6000語、12000語の各シリーズがあるほか、TOEICのスコア990、800、600レベルに対応したものや、アメリカの新聞・雑誌を読むための「ニュース英語 Basic」などがあります。

自身のレベル、目的に合わせて選びましょう。

大学入学後〜フィリピン語学留学

大学入学後はしばらく、文法、単語に特化した勉強を、ほとんどしませんでした。

大学卒業後に社会人経験を経て、フィリピンの語学学校に通い始めたのが、勉強を再開するきっかけでした。

当時は、TOEICのスコアが675点でした。

簡単な読み書きはできるが、複雑な構文や長文になると理解できない、といったレベルでしょうか。

私は東京六大学のひとつを卒業していますが、受験レベルの英語力では、この程度の結果になるようです。

渡比の前後を思い出すと、英語のウェブサイトやペーパーバックを見ても、無数に分からない単語がありました。

BBCなど英語ニュースを見ても、10秒に1個程度、断片的に知っている単語をようやく聞き取れる、という状態でした。

CEBRIDGE|フィリピン留学のお問い合わせ

ペーパーバック

単語力の不足は明らかでしたが、このころは大学受験でやったような、単調な暗記作業はやりませんでした。

シドニー・シェルダンやジョン・グリシャムなど、人気作家のペーパーバックを読んで、知らない単語は、時に無視し、時に覚えるといった形で語彙数を増やしていきました。

電子書籍キンドルは、画面上の単語を長押しすると、意味を表示する機能があり、重宝しました。

ジョン・グリシャムの「The Firm(法律事務所)」が、この頃読んだ中で一番面白かったです。

今や初版250万部とされる、米人気作家の最高傑作です。

比較的、分かりやすい英語で書かれています。細部が分からなくても、次の展開をどんどん知りたくなるので、ページをめくる手が止まりません。

繰り返し出てくる単語は、自然と覚えてしまいました。


Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載 広告なし
Kindle Unlimitedの無料体験はこちら

マンツーマン授業

語学学校は大きく分けて、マンツーマン形式と集団形式の2つの授業がありました。

マンツーマン授業は1日2時間で、担当してくれた講師は、当時50代の女性。

当初は日本の高校生が使うようなリーディングのテキストを使い、音読し、穴埋め問題を解くといった授業の進め方だったのですが、私には勉強効果が薄いと感じました。

そこで授業のやり方を、こちらから提案し変えてもらいました。

私が過去の思い出や、時事ネタを、不完全な英語で話し、先生に「こういうことを話したのか」と、意味を汲み取ってもらい口頭で英文にしてもらい、文字起こしして記憶する、という作業を繰り返しました。

授業の前日には、言いたい内容を大まかに決め、必要な英単語もある程度調べ、授業の際に使ってみて、実際に通じるか試しました。

発音も含めて大分修正され、1時間の授業で2〜3センテンスしか進まないこともあったのですが、新たに学んだ単語や文法は、参考書ベースでの暗記と異なり、全く忘れませんでした。

「外国語を習いたいなら1年間、その言葉が話されている国で生活してみろ」とよく言われますが、口頭での語学指導はやはり、記憶への定着度が抜群に良いようです。

(【提携校60以上】CEBRIDGE|フィリピン留学のお問い合わせ )

【7日間無料トライアル】オンライン英会話ネイティブキャンプ

ライティング授業

集団形式で行う「ライティング」の授業も単語の習得に役立ちました。

1クラス当たりの生徒数は5人ほどで、先生が与えた、お題に沿って約1000ワードの文章を書き、添削してもらいます。

お題は「あなたの故郷の祭りとその魅力は」「好きな映画とその理由は」など。

祭りの山車(festibal float、parade float)など、いざ英語で説明しようとすると、分からない単語は多いです。

授業は1日2時間で、1週間に5日間ありました。

授業内では書ききれないので、当時住んでいた寄宿舎に戻り、数時間かけて文章を仕上げました。

私の経験上、読んで覚える(インプット型)よりも、書いたり話したり(アウトプット型)して覚える方が、記憶への定着度が高いです。

日本にいながら、オンライン英会話を活用してもいいでしょう。

機会があれば、アウトプット型の学習を通じた、単語習得も試してみてください。

>>>【関連記事】【英語学習】5つの能力に分けて上達 私の勉強法③〜リーディング編

(フルーツフルイングリッシュ|英作文添削無料お試し)

スポンサーリンク
英語学習・語学留学英語
kotoをフォローする
error: Content is protected !!