フランスのアウトドアブランド・ミレーの「ヴォヤージュポーチ」をレビューします。
小型スマートフォンやコインケースが入るサイズ感で、コンパクトなため持ち運びに便利です。
背面に太さ2cmのマジックテープのベルト2本が付いており、バックパックのショルダーハーネス(肩紐)に装着するのが簡単。お金やカードを入れておけば、支払いがスムーズです。
幅7cmのベルトループや、平紐状の吊り下げループなども備えており、多彩な使い方ができます。
クライミングでは、ハーネスに装着しても、あまりバタつかない大きさです。
外岩を登る時は、余計なものは取り付きに置いていくのが原則ですが、スマホを入れてルート上からの景色を写真撮影するといった、使い方もできるでしょう。
定価は、税込2,860円(2022年10月現在)。
大きさ
幅10cm、高さ17cm、厚み5cmで、大きくも小さくもない絶妙なサイズだと思います。
フランスのメーカーならではの、デザインの良さも感じます。
アウトドアのほか、自宅から近所に買い物に行くなど、ちょっとした普段使いでも、スタイリッシュです。
バックパックや手提げカバンに入れておけば、小物を仕分けられるポーチになります。
重さも80gと軽量です。小ぶりなショルダーバッグに入れても、違和感はないでしょう。
素材は、引き裂き強度のあるリップストップナイロンを使っています。
使い方
街中で
私はクライミングジムに行く際、スマホと財布、自宅の鍵をポーチに収納した後、そのままバックパックに放り込んで移動します。
ポーチは、ジッパーで開閉する2室で構成されています。
メインコンパートメントには、キーフックが付いているので、鍵をつなげておけば紛失のリスクを減らせます。
ナイロン生地で仕切りがついているので、パスモやスイカを入れておけば取り出しやすく、東京都内の電車移動にも便利です。


アウトドアで
ショルダーハーネスに装着するのが、主な使い方になるでしょう。
スマホ、紙地図、コンパス、ボールペン、お菓子などを携帯できます。
ズボンのポケットに入れると動きにくいですし、バックパックの上蓋のポケットも手が届きにくいです。
ポーチがあれば、必要なものをさっと取り出せるので、便利です。
岩場
ほとんどのクライミングハーネスには、チョークバッグやシューズ、バックロープを取り付ける小型ループがついています。
このループに、カラビナや、ポーチ備え付けの吊り下げループを取り付けると、意外と安定します。カラビナを使っても良いでしょう。
デジカメなど、ポーチ内のキーフックにつなげておけば、落下の心配もないでしょう。
岩場の終了点では、雄大な景色を一望できるので、「映える」写真が撮れるはずです。
ただし、ポーチごと岩にぶつかると、衝撃で中の物が壊れかねません。電子機器を入れた時は、相当余裕のあるグレードを登りましょう。

カラー
カラーはネイビー、ブラック、イエロー、ピンクの4種類です。
私は街でも使いやすそうなので、ネイビーを選びました。
ヴァリエポーチ
ミレーは、ヴォヤージュポーチより、ひと回り大きいも販売しています。
幅12cm、高さ21cm、厚み5cmで、重さは120g。
アイフォン 14など、大型スマホを入れるなら、こちらが便利そうです。
ポーチは、好日山荘のオンラインモールでも取り扱いがあります。
随時、何かしらのセールも行なっているので、チェックしてみると良いかもしれません。