2024年11月30日、チェンマイからチェンダオの岩場まで、日帰りクライミングに行ってきました。
125ccのスクーターで片道80kmを2時間弱で移動。岩場には5時間余り滞在し、ルート5本を登りました。
前回10月に訪れた際は、チェンダオ市街地で一泊したのですが、日帰りでも十分楽しめました。
スクーターに荷物満載
もともとチェンマイ在住の友人と、1泊2日の日程でクライミングする約束でしたが前日に突然、家庭の事情で来れない旨の連絡がありました。
「大勢が来る予定だから楽しんでくれ」とのメッセージ。とりあえず、ほかの友人一人に連絡すると、「岩場には午後行くよ」との返事があったので、計画通り、現地に向かうことにしました。
何人が参加し2日間登るか分からない上、幸いにも宿は予約していなかったので、日帰りしようと心に決めつつ、一応、着替えは持って泊まれる準備はしておきました。
レンタルスクーターのヤマハMio125はシート下の収納が小さく、ツーリング時に困りますが、とにかく衣類を詰め込みます。ロープやギアは45Lバッグに入れて、ハンドルと座席の間の空間に押し込みました。
最近、朝晩が冷え込むようになったので、パーカーや長袖Tシャツ、薄手のダウンジャケットなどを携帯。荷物がかなりパンパンになりました。
シート下の収納力は、ホンダのClick125の方が良いです。Scoopyはさらに大容量ですが、排気量が110ccなので遠出には向かないかもしれません。機会があれば試してみます。
1時間40分でチェンダオ市街地に到着
当日は午前9時すぎ、サンティタム地区にある自宅アパートを出発しました。チェンダオまでは一本道なので、時速60kmでただひたすら107号線を北上します。
途中で給油、トイレ休憩を挟んで、1時間40分でチェンダオ市街地に到着しました。午前11時ごろ、1399線沿いの適当な食堂で卵入りカーオトンムー(40THB)を食べ、15分ほど走って岩場に到着しました。
岩場で
岩場には、チェンマイのジム「Main Wall」のオーナーと常連客ら7人がおり、昼過ぎには十数人に増えました。
顔見知りの西洋人D氏が来たので、一緒に登ることにします。
アップで「Little Hung(6b)」を2本こなした後、7aの新ルートがあるというので一緒に挑戦。
D氏がマスタートライで、クイックドローをかけてくれたので、ラッキーと思いつつレッドポイントを狙いました。
ルート後半部にある前傾壁が核心部で、左にトラバースした後、直上するライン。トラバースの際、大きくランジし、両手でガバに飛びつくムーブを選択し、上部にうまく抜けたのですが、思いのほか狭いスペースで次のムーブがこなせずフォールしました。
トップアウトはしたので、レストを挟んで2回目の挑戦。今度は疲労があり、ランジをこなせずフォールしてしまいました。
再び登り始めた際、核心部でランジではなく、中継ホールドを挟んで、やや簡単に通過できることを発見しました。2度目のトップアウトの後、また次回、フレッシュな時に登ろうと決め、挑戦を終わりました。
岩場の経験が足りず、ホールドを見つけられなかったのが、敗退の要因でしょう。
D氏は中継ホールドを使ってレッドポイントしていました。
帰宅
ほかの人のビレイをしたり、クライミングを見たりしつつ、最後に6a+を登ると、午後5時になったので荷物をまとめて帰宅します。
スクーターでは、まともに風を受けるので寒いです。給油所に立ち寄り長袖Tシャツ、パーカーを着て、再び走ります。
1時間経過後、ダウンジャケットを着ようと思ったのですが、面倒なので走り続け、午後7時すぎにチェンマイ市街地に無事、到着。普段通っている食堂で、トムヤムタレーを頼み、体を温めました。
まとめ
チェンマイからチェンダオへの日帰りクライミングは、スクーターで移動すると結構、疲れます。
一カ月に2回くらいなら、行っても良いかな、という印象です。