タオ島でクライミング 23年7月の思い出

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タオ島

タイのバンコクの南500kmの洋上に浮かぶタオ島は、岩場エリア6カ所でロープクライミング、18カ所でボルダリングを楽しめます。

東南アジアでは珍しい花崗岩で、高さ20m前後のスラブルートがあるほか、硬い岩質のためトラッドルートも設定されているのが特徴的です。

ボルダリングは、ハイボールから高さ3〜4mまで、無数に岩が転がっているエリアがあります。

私は2023年7月末から、1週間滞在しました。雨季にもかかわらず初日以外は全て晴天で、毎日登ることができ幸運でした。

旅程

当時は、私が1カ月半のタイ旅行を計画した際、タイ人の友人に連絡を取ったところ、「7月末にタオ島で登るから来い」というので、合流させてもらうことにしました。

6月にバンコク入りし、7月初めからライレイ・トンサイでクライミングした後、クラビタウンに移動し滞在。同月27日にバスとフェリーのジョイントチケットでタオ島に立ち寄り、8月1日にフェリーでチュムポーンに渡ってバンコクに向かうルートをたどりました。

クラビタウンから移動

クラビタウンのホテルや旅行代理店で、各地に向かうバスやフェリーチケットを購入できます。

クラビタウンのホテルや旅行代理店から同社バスターミナルまでのタクシー、スラタニーの港までのバス、同港からタオ島までのフェリーを組み込んだジョイントチケットが1300THBでした。

ロンプラヤ社の高速フェリーを使うチケットで、200THBほど安いものもあるのですが、船体が古く遅いらしいのでやめました。。

ちなみに何軒か代理店を回りましたが、料金は固定で値下げできないようです。唯一、1軒が60THB下げられると言ってきましたが、大して変わらないので、自分のホテルで予約しました。

ホテルを午前7時出発、タオ島に午後2時15分到着の予定です。

ちなみにロンプラヤ社バスターミナルまで自力で行っても、タオ島までの料金は1300THBと変わりません。

バス、フェリー

大型バス、フェリーの乗客は西洋人だらけです。タオ島近くのパンガン島、サムイ島と合わせてタオ島を訪れる人が多いようです。

高速フェリーは、ロンプラヤ社が最新鋭と宣伝していましたが結構、年季が入っているように見えました。

乗客スペースは1、2、3階にあり、2、3階は屋外にいすを並べて座る形になります。

乗船時、スーツケースなど大きな荷物はデッキに積まれ、バックパックは中に持ち込めと指示されます。

フェリーは1日に数隻運行していますが、いずれも目測で200〜300人が乗り、ほぼ満席です。荷物が船内外にうず高く積まれ、過積載のような気もします。

船体のメンテナンスもきちんとしているのか分からず、「安全に航行できるのか」と、不安な気持ちが頭をよぎりましたが、フェリーは、そのまま出港。結果、パンガン島、サムイ島に立ち寄った後、無事にタオ島に到着しました。

タオ島の街・宿

タオ島は南北7km、東西3kmほどの面積で、山がちな地形です。ホテルは高級リゾートからドミトリーの安宿まで、島内に無数にあります。ダイビングのメッカのため、ガイドショップが目につきます。

繁華街は、港のある南部と、そこからサイリービーチを左手に見ながら2km北上した北部エリアの2カ所。北部エリアは月極で部屋を貸すアパートもあり、沈没バックパッカーがいるようです。

私は南部エリアに宿をとりました。一軒目はBaan Rock Innで一泊600THB(エアコンなし)。建物が接する道路の交通量が多く、うるさかったため、移動しました。

二軒目はSave Bangalow Koh Taoで、同600THB(同)でした。海が見える眺望の良さと静かなロケーションは良かったのですが、暑くて寝苦しいです。700THBでエアコン付きの部屋があります。

ほかにも何軒か見ましたが、エアコン付きシングルルームは最低700THBからになるようです。

レンタルバイク

クライミングエリアは、山中や海岸沿いにあることが多く、公共交通機関はないので、レンタルバイクで移動することになります。

私が借りたのは、ホンダのスクーピー(110cc)で、レンタル料は1日200THB、デポジットは2000THBでした。

クライミング

南部エリアから東1kmの山中にあるのがゴールデンビューエリアです。このエリアに4つの岩場が点在しており、いずれも舗装路近くにあるので、歩いてアクセスできます。

同エリア内のゴールデンビュー岩場は、山の頂上付近に突き出た、高さ20m超の岩山を利用して、ルート約30本が作られています。私は初日に訪れました。

岩山の周囲360度、ぐるりと歩き回れるようになっており、どの側面にもルートがあります。

木製のベンチが整備されているほか、眺望もよく、海や眼下の街を見渡せます。風が常に吹いている場所があり、暑さを感じないほか、蚊がいないので快適でした。

この山の中腹にあるのが、Big Brother Slabです。5bから6bまで、最大高さ20mのルートが8本あります。

同行した友人によると、早朝から午前10時ごろが涼しく、それ以降は暑くて手がヌメるので登りにくいとのことでした。

私は5日目に訪れ、Drunken Yorkshireman(20m, 6b)を無事オンサイトしました。小さなホールドに足を乗せ、重心移動をしながら高度を上げる、スラブ独特のムーブが続くので、かなり楽しめました。

このほか、海岸沿いのTanote BayやボルダリングエリアのFront Yardで登り、けがすることなく無事に日程を終えました。

バンコクへ

最終日の8月1日は、タイ人の友人グループ9人が住むバンコクに向かいます。事前にロンプラヤ社のフェリーと、チュムポーンからのミニバンタクシーを割り勘で手配していました。料金は一人1250THB。

午前10時半ごろタオ島を出港し、午後0時半ごろチュムポーンの港に到着。待っていたミニバンに乗り、休憩をはさみながら午後7時すぎ、バンコクに到着しました。

まとめ

タオ島内にはボルダリングジムがあり、それなりのクライミングコミュニティーがありそうです。機会があれば再訪したいです。

物価は、安めの食堂でも鶏肉チャーハン70THB、マンゴーシェイク60THBなどリゾート地価格です。長期滞在組がいるので、もう少し抑える方法があるのかもしれません。

とはいえ、基本的にタオ島は、きれいな砂浜で過ごしたり、ダイビングしたりして遊ぶのが主流のようです。

クライマーにとっては、予算に余裕がある人が、岩場で登りつつ、ビーチ沿いのおしゃれなレストランでくつろぐ、といったスタイルが適しているのかな、と思いました。

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